子宮筋腫

query_builder 2024/07/17
主な症例一覧 漢方情報
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子宮筋腫は良性の腫瘍であるため、基本的にはガン化することは無いと言われていますが 、「肉腫」との区別が難しいとも言われています。急に大きくなるような時には早めに病院へ行くことをお勧めします。


筋腫には「漿膜下筋腫」「筋肉内筋腫」「粘膜下筋腫」・・など筋腫ができる場所によって出る症状が違います。


  • 漿膜下筋腫――子宮の外側に出来るので、大きくなるとお腹の上から触れることもできます。
  • 筋肉内筋腫――子宮が大きくなるので月経血が止まりにくくなることもあります。
  • 粘膜下筋腫――子宮の内側の粘膜に筋腫が出来るので、月経過多、月経期延長、月経痛などが起こります。


漢方治療としては、生理時は出血量を考慮して止血補血剤を。

他の時期には筋腫を小さくする漢方薬を選択します。



 主な処方例


  • 田七人参――活血・止血・散血・消腫の働き 
  • 桂枝茯苓丸――子宮筋腫の代表的な薬
  • 折衝飲――延胡索が入っているので痛みがひどい方に
  • 桃核承気湯――左下腹部の抵抗圧痛がある方、便秘に良い
  • 芎帰膠艾湯――補血・止血の働きがある
  • 黄連阿膠湯――阿膠で補血止血しつつ、熱を冷ます働き



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葵漢方薬局

住所:埼玉県さいたま市大宮区下町1丁目34 第1塚本ビル 2階

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